花粉症の子供に注射治療は効果あるのか?
花粉症シーズンが到来すると心配になるのが
子供を持つ親の常。
マスクや目薬で予防することはできても、
実際に花粉症になってしまってからはあまり効果ありません。
近年、注射で予防する方が増えているようですが、
実際に効果はあるのでしょうか? 確認してみました。
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●予防注射(ステロイドホルモン)の効果は?
効果の有無でいうと、服薬する以上に効果あるといえます。
これは大人も同様です。
注射後はおおよそ一カ月ほど体内に留まり、
花粉症の症状が和らぎます。
→「ケナコルト」が有名な注射です。
効果の持続力はさほど長くない為、
シーズン中は定期的に打たないといけないのが少々面倒ではありますが
辛い症状が治まると思えば、定期的な受診は苦にはならないのでは?
●注射の副作用はないとも言えない!
大人であれば特に問題なく注射を打ってしまっても大丈夫ですが
問題は免疫力のない子供です。
花粉症を抑える為にはステロイド注射が効果あるのですが、
ステロイドホルモンには排卵に影響をあたえる事もあるそうで
小児の女の子には少々不安は付きまといます。
ですが、分量の問題でありますので多量接種しなければ
問題ありません。
しっかりと医師から説明を受けて行う上では
ステロイド注射は効果的な治療法と言えるでしょう。
また花粉症の予防注射は小児喘息の子供にも効果があり
喘息治療で使用する吸入ステロイドと似通った成分があります。
ステロイドというと、よく免疫力(抵抗力)の低下や感染症、糖尿病や
高血圧、精神症状といったイメージがありますが、
実際これらはさほど起きるものではありません。
持病持ちの高齢者の方に出ることもありますが、
身体が丈夫な成長段階の子供に出ることは少ないといえます。
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いずれにしても、注射の際は専門医の元で、しっかりと説明を受けながら
慎重に行う必要があります。
安易な気持ちで花粉症の予防注射を受けることのないよう
注意してくださいね(^^)/
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