コメダ裁判【訴訟和解】にみる模倣・類似の許容範囲は?

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模倣・類似した飲食店はそれこそ全国にたくさんあります!

繁盛店のアイディアは飲食業界全体の活性化に繋がるという見方から
今回の「コメダ裁判」も繁盛店を参考にした良い例だと思います。

ただ、不正競争防止法やブランドイメージの低下による
不利益を被るという企業側の切実の声もあります。

実際に許容されるのはどの程度までなのでしょうか?


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行き過ぎた模倣に警鐘を!コメダ訴訟は和解へ

模倣・類似


「珈琲所コメダ珈琲店」に外観などが似ているとして、
コメダ側が和歌山市の喫茶店経営会社に対して、店舗外観などの
使用差し止めと損害賠償を求めた訴訟は記憶に新しいかと思います。

こちらは飲食業界の健全な競争を求めるという意味と
費用をかけて築き上げてきた企業ブランドを守るという観点から
コメダ側は訴訟を起こしました。

そして僅かな期間で東京地裁は仮処分(対象店を営業停止処分)を
したことで知られています。



以前より飲食店同士の模倣・類似は津々浦々至る所にある話でして
正直今に始まったことではありません。


ただ今回は

●店舗外観が類似
●内観設備が類似
●提供商品に類似性がある


という誰が見てもパクリだろ!と言われかねない内容でした。


要は、一般消費者が見てコメダ珈琲と和歌山の喫茶店(マサキ珈琲)が
異なる店だと明確に分かるかが焦点となりました。

司法判断では上記3点の類似性を認めた形で
仮処分が決定されました。


そしてこの度、東京地裁で和解が成立したとのこと。


和解内容は明らかになっていませんが、
対象店(和歌山のマサキ珈琲)も外観を変更した後
営業を再開しているそうです。

簡単にまとめると、先方からの異議申し立てはなく
素直に応じたから許してやる(´・ω・`)

と、いうのがコメダ側の主張であるようです。


実際に訴訟問題を長引かせても企業イメージが低下するだけで
訴訟を起こした側(コメダ)もデメリットは大きいことからの
企業判断なのでしょう。




パロディとは違う!飲食店の模倣文化

外食業界の「模倣文化」は特に大きな騒ぎになったことは
今までにほとんどありませんでした。

よく「フランクミュラー」のパロディ『フランク三浦』などは
”パロディ商品”として認知されており
製作側も意図して作ったものと分かります。

パロディブランド 違法になる目安は?



ただ、飲食店の類似・模倣は繁盛店のアイディアをそのまま
まるパクリすることから、企業イメージの低下や様々な諸問題を
発生させます!

しかし飲食業界の発展・活性化の為、
模倣される側もいままでは見て見ぬふりをしてきたり
訴訟といった問題にまで発展させてきませんでした。

アイディアや商品内容の模倣は至る所にありますが
今回のコメダ訴訟のように外観・内観・提供商品と
ほぼ全てが類似品であれば

ここはコメダの系列店かな?

と勘違いしてしまいます。


行き過ぎた行為は罰せられる、今回は全飲食業界の一例として
教訓になったのではないでしょうか!


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企業が築き上げてきたものは意匠権・商標権があります。

それを意図して模倣していけば今回のような
訴訟問題に発展するのは目に見えてます。

今回は和解で済みましたが、
まさに今後の飲食業界への警鐘を鳴らす訴訟となりましたね(+_+)




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