体罰が多いスポーツとは?体罰がスポーツに及ぼす効果!

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体罰の社会問題化は今に始まったことではありませんが、
未だに事件として取りざたされるほど重要な問題であります。

よくよく調べていくとスポーツ(部活の種類)によって
割合が違ってくるようです。

また、体罰は以前より行われてきた身体への暴力行為であるが
それ自体を「善」として親御さんたちも容認してきた時代も
あります。

そんな体罰がスポーツに及ぼす効果も合わせてご紹介します。

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体罰・いじめが多く発生するスポーツ

体罰多いスポーツ

埼玉学園大学が分析した資料を基にすると
運動部に所属して、中学高校とそれぞれ体罰の経験を確認すると
中学・高校ともに4割近くが体罰を経験しているとのこと。

体罰経験割合

これは過去のデータではなく、
「今現在」のデータであるから驚きです!

これだけ世間で私的な暴力行為(体罰)が問題となっている中で
未だに4割もの学生が何かしらの暴力行為を受けているというのは
指導者の人格や適性に甚だ問題あると考えてもおかしくありません。


さて、体罰の割合を部活種目(スポーツ)別に確認してみると

・バレーボール
・野球

が、中高どちらも上位になっています。

中学体罰経験率

高校体罰経験率


これはアタック№1(バレーボール)、巨人の星(野球)といった
名作の中で繰り広げられるスパルタ教育の影響が・・・

というのは建前であり、

・バドミントン
・ハンドボール

といった漫画やアニメの題材になっていないスポーツもあります。

つまりメディアの影響は関連性は少ないと思われます。


表から判断すると見えてくるのが、
体罰経験のあるスポーツは、どれも『団体競技』ということ。

もちろん剣道など個人競技も割合が多い傾向もありますが、
全体をみると団体競技の方が多く見られます。

体罰例

体罰の例をみても、集団の中で結果を出せなかった人に対し
体罰・暴力を振るうということが目立ちます。

要は見せしめの意味がこもっていると推測できます。


尚、体罰経験による男女比は変わらず、
女子の場合は性的な暴行も体罰の中に含まれているようで
これは立派な人権問題です!



体罰は地方の方が多い?

体罰件数は都道府県毎にどの程度違うのか

2012年度に朝日新聞が出した
体罰で処分された公立校の教員数(都道府県別)をみると

体罰多い県


県によってばらつきがある為、
一概に地方が多いとはいえないようです。

ただ、概ね東より西日本に多く、
愛知県や静岡県といった東海地方から西側が件数が
多いように見つけられます。


しかし、このデータも文部科学省が体罰防止を徹底させる為
体罰のガイドラインを作成し、体罰を防ぐような処置を
とってきましたが、

実際は体罰の有無の判断、教育委員会への報告義務は
徹底されておらず、報告の判断が校長に一任されている為
校長によっては体罰と判断しない事例も多々あると考えます。


お役所も、体罰によって学校生徒がケガをしたり
公式の大会に出られなかったり様々なマスメディアに
取りざたされていることから、とりあえず応急処置的な
対応をしているようにしか見えません。

ハッキリ言って、本気で体罰を撲滅しようという意図は
全く感じられません( ;∀;)



話を戻しますが、

「体罰防止」といくら掲げても、それを徹底する指導者、
管理監督する人たちが、やはり地方では手薄になりがちなのでは
ないでしょうか。

トレンドも都内から地方へという流れがあるように
地方の方が体罰に対する意識が指導者はもちろん
親御さんなど学校関係者以外でも、まだまだ浸透していない気がします。

体罰によって自殺する生徒まで出ている現代では
今まで以上に周りが体罰を許容してはいけない雰囲気作りを
しなければいけないものを、

「努力が足らないものには愛の鉄拳!」

という精神論が無くならない限り、体罰も減っていかないのでは
ないでしょうか。



体罰がスポーツに及ぼす効果とは

体罰を味わってきた世代のスポーツ選手によると
体罰は「百害あって一利なし」と断言しています!

悪さをした子供に躾として手を上げる親でさえ
行き過ぎた躾は家庭内暴力に繋がる現代では

指導者といえ他人の子に対して「教育」という名目であっても
暴力行為を行ってよいことは決してありません。


体罰を行うと受けた生徒には以下のような
様々な効果・影響を及ぼします。

・精神疾患
・自主性の欠落
・いじめの誘発
・暴力行為の肯定

体罰による精神疾患

まず第一に「精神疾患」という精神に重大な影響を及ぼす
副作用があります。

体罰を受けたことで、鬱状態になったり、指導者への恨み
恐れといった負の感情が出てきて精神衛生に支障をきたします。

そのような状態であればスポーツ中のパフォーマンスも低下し
より良い結果など出せるはずもありません。


続いて「自主性の欠落」です。

事あるごとに体罰を行えば、生徒は人格を否定されているようになり
肉体的苦痛を避ける為、自主性を無くし指導者の言いなりになります。

そうなると、スポーツにおける積極性や自主性という個性を
無くしてしまいます。


また「いじめを誘発」するという
悪影響を及ぼします。

これは集団競技で結果を残せなかった者に対して体罰を
行った場合、その者が「悪い対象」という印象を
周りの生徒に植え付けてしまい、イジメを誘発する恐れがあります。


そして体罰でもっとも恐ろしいのが
「暴力行為の肯定」です。

必要とあらば教育上暴力をふるっても問題ないと勘違いさせて
しまうことで、学生時に体罰・暴力を受け続けてきた場合
親や指導者になった時に暴力教育しかできない者になってしまうのです



体罰は無くならない?

世の中には「愛の鞭」「スパルタ教育」といった
それ自体は悪くないのですが、体罰を行う指導者にはうってつけの
キーワードがあります。

今のアラフォー世代以上は、暴力=愛のある教育

という戦中の軍事教育からきている間違った指導法が
根付いていた時代に育った世代です。

この世代の意識が変わるか、国が厳しい罰則を作らない限りは
今後も体罰は無くならないのではないでしょうか。


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前述しましたが、今もなお体罰・暴力行為を受け続けている
生徒が将来、自身も体罰を行ってしまうという
暴力行為を肯定してしまう恐れが一番恐ろしいことです。

そうならない為には、周り世間からも厳しい目をもって
指導者を観察していく必要があるのではないでしょうか。




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